2026.10 airi maeyama 個展『 雲を追う魚 』
2026年10月、当ギャラリーにて画家 airi maeyamaさんの個展を開催いたします。
花咲く仄暗い森の中を、魚たちはゆらゆらと揺蕩いながら泳いでいます。
その行く先は深い霧に包まれ、何が待ち受けているのかを窺い知ることはできません。
朧げな内的世界で紡がれる物語を、ぜひご高覧いただきたく存じます。
展示会情報
会期:2026.10.29(木) ~ 11.2(月) ※5日間の開催です
時間:13:00 ~ 18:30(最終日は17:00まで)
会場:gallery hydrangea(東京 曳舟)Access
フラワーアレンジメント:塚元 琴乃
音楽:KOMAGOME
入場無料
展示コンセプト
誰もいない早朝の静けさの中で、
水面に映る光や空の色、
ゆっくりと移ろう景色に目を向ける。
今回の個展「雲を追う魚」では、
「憧憬と漂流」をテーマに、
記憶や感情から生まれる心象風景を描きます。
水面のゆらぎ、雲の流れ、行き先も分からず漂う魚たち。
それらのモチーフに、過去の記憶や、
言葉にすることのできない感情を重ねながら、
夢と現実の境界にある曖昧な世界を表現しています。
どこか遠くへの憧れや、時間の流れに身を委ねる感覚。
そこには、懐かしさだけでなく、
少しの寂しさや不安も含まれているのかもしれません。
「雲を追う魚」は、私自身の姿でもあり、
誰かの姿でもあるように思います。
作品を通して、観る人それぞれが自身の記憶や感情と向き合い、
自由に想像を巡らせる時間が生まれたら嬉しいです。
朧げで静かな、心の奥に広がる風景をお届けできれば幸いです。
作家プロフィール
画家 airi maeyama
Instagram:@airi_maeyama
植物が身体から芽吹き、異なる物質や存在が交差し、
本来あるべき場所を離れたかたちで共生する。
私は、そうした非現実的で象徴的なイメージを通して
言語では把握しきれない曖昧な感情や、
個人の内奥に広がる世界観を可視化しようと試みています。
人間という存在は、多面的かつ矛盾を孕んだ存在です。
私はその多面性にこそ、人間の本質と可能性が宿っていると捉え
社会的に定義された「正常性」や「美的基準」から
逸脱するモチーフを描き出しています。
作中の人物は、あえて明確な表情を持たず
特定の感情に還元されることを拒みます。
それにより、作品そのものが鑑賞者の内的風景と結びつき、
多様な解釈を受け入れる開かれた存在となることを意図しています。
経歴
福岡出身、大阪在住。
2013年より活動を開始。
日本での定期的な個展開催を中心に、
台湾、シンガポール、タイ、韓国、中国など
国内外のアートイベントに参加で活動中。
参考作品 『 夢の浮橋 』(2023)
参考作品 『 あなたを映す鏡 』(2025)
楽曲アーティスト
KOMAGOME / Ryosuke Tazumi
1996年生まれ。
大阪在住の作曲家、サウンドアーティスト。
記憶、身体、祈り、接続といった不定形なものに関心を持ち、それらを音として定着させることを試みている。
アンフォルメルの思想に影響を受けながら、アンビエント、ドローン、サウンドスケープを主な表現媒体として、痕跡や気配、生命の生成過程を題材に作品を制作している。
大阪芸術大学にて作曲を学び、在学中より電子音響音楽および現代音楽作品の制作を行う。2020年よりアンビエント作品の発表を開始。
アルバムやEPの国内外でのリリースに加え、美術作家との協働による展示音楽やサウンドトラック制作も行う。
また、ドラマー、パーカッショニストとしての演奏活動や吹奏楽指導にも多く携わり、人と音との関わりを多角的に探求している。
以上、
皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。
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