2026.10 聖絵 個展『 Dolce Sacro ~甘美なる聖性~ 』
2026年10月、当ギャラリーにて美術家 聖絵さんの個展を開催いたします。
甘いものを食べると、人は幸せを感じます。
そのささやかな幸せは、いつか訪れる大きな幸福への架け橋になっているように思います。
祈りに満ちた甘美な物語を、ぜひご高覧いただきたく存じます。
展示会情報
会期:2026.10.22(木) ~ 10.26(月) ※5日間の開催です
時間:13:00 ~ 18:30(最終日は17:00まで)
会場:gallery hydrangea(東京 曳舟)Access
音楽:郁川 舞
入場無料
展示コンセプト
宗教も甘いものも、人の心をそっと支えるために存在しています。
神さまに祈ること、お気に入りのケーキを楽しみにすること。
そのどちらも、明日へ向かうための小さな希望です。
不安や混沌に満ちた時代のなかで、私たちはそれぞれの拠り所を求めています。
『Dolce Sacro』では、日常に宿るささやかな祈りと救済を描きます。
作家プロフィール
美術家 聖絵 / Marie
X:@aie1488
Instagram:@aie1488
わたしは、人が何かを信じること、その心の強さをテーマに絵画を制作しています。
幼少期から神話や宗教に惹かれ、自身の出身地である長崎県南島原市に残る島原の乱の歴史に触れたことをきっかけに、「信じること」が人に与える力について考えるようになりました。
人はときに、死をも恐れないほどの強い信念を抱きます。
その力は人を支える一方で、悲劇を生み出すこともあり、その両面性に私は強く惹かれています。
科学が発達した現代においても、人は何かを心の拠り所としながら生きています。
特定の信仰を持たなくても、苦しいときや願いを抱えたときには、目には見えない何かに祈りを託すことがあります。
わたしにとって「信じること」は、宗教に限らず、人が生きていくための普遍的な営みです。
作品では、日本やわたしの暮らすイタリアの歴史や信仰に着想を得ながら、マリア観音のように人知れず祈りを受け止め続けた存在をモチーフとして描いています。
それらは特定の宗教を示すためではなく、不安や孤独、希望を抱えながら生きる人々に静かに寄り添う存在として現れます。
混沌とした時代だからこそ、人はそれぞれの心の拠り所を求めます。
私の作品が、鑑賞者にとって「信じること」や「祈ること」の意味をあらためて見つめるきっかけとなれば幸いです。
経歴
1988年1月4日 長崎県南島原市生まれ、大阪育ち
10代後半よりてらおなみ氏に師事し、球体人形制作を開始する
2011年大阪芸術大学入学、美術学科彫刻コースを専攻。
卒業後、安倍清隆氏に師事し日本画制作を開始
2018年春よりイタリア・ミラノでの生活を開始。このころよりアクリル画を描き始める
2020年より現在までピエモンテ州ヴァレンツア在住。
現在北イタリアと日本を中心に活動中
参考作品 『 The Veil of Night 』(2025)
参考作品 『 Tree of Cats 』(2026)
楽曲アーティスト
郁川舞 / Mai FUMIKAWA
1996年、静岡県生まれ。
作曲家、アーティスト。
3歳よりクラシックピアノを学び、2017年より作曲家・サウンドクリエイター・キーボーディストとして活動。2022年以降、能動的に音を構成する作曲から、空間や環境からの働きかけに“応答する”ことを基軸とする制作へと移行する。
芸術祭や地域アートプロジェクトを中心に、音・映像・テキストを横断するインスタレーションを展開。詳細なリサーチワークに基づき、場の固有性や視覚・聴覚のズレ、微細な身体感覚に着目し、日常に埋もれた構造や見えない記憶をすくい上げる作品を制作している。
[略歴]
1996 静岡県生まれ
2024 京都芸術大学大学院 芸術研究科 修了 (修士〔芸術〕)
[グループ展]
2023 火祭アートフェスティバル2023 (兵庫県, 加西市)
2023 安曇野市×京都芸術大学 未来アートプロジェクト夏展 (長野県, 安曇野市)
2024 安曇野市×京都芸術大学 未来アートプロジェクト冬展 (長野県, 安曇野市)
2024 「AKAP 夏展」Azumino × Kyoto Art Project (長野県, 安曇野市)
2024 いのビエンナーレ / いのビアワード (高知県, いの町, いの町紙の博物館)
[その他]
2025 安曇野市政施行20周年記念事業プロジェクションマッピング (長野県, 安曇野市)
[受賞歴]
2024 京都芸術大学大学院 領域奨励賞
[ワークショップ]
2023 安曇野市×京都芸術大学 未来アートプロジェクト豊科北中学校×郁川舞 サウンド・インスタレーション「どうしようもないざわめきたち」豊科近代美術館
以上、
皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。
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