2025.10 永見 由子 個展『 戻れない場所へ 』

メインビジュアル作品「 四葩の夢 」(2025)

 

2025年10月、当ギャラリーにて画家 永見由子さんの個展を開催致します。

 

消えてしまった風景やもう会うことのできない人たちが心の奥底に存在しています。

 

あの日には戻れないと分かっていながら振り返ってはその感情に触れようと試みます。

 

過ぎし日を愛おしむ追憶の物語を是非ご高覧頂きたく存じます。

 


 

展示会情報

 

会期:2025.10.23(木) ~ 10.27(月) ※5日間の開催です

 

時間:13:00 ~ 18:30(最終日は17:00まで)

 

会場:gallery hydrangea(東京 曳舟) Access

 

音楽:郁川 舞(https://www.tunecore.co.jp/artists/Mai-Fumikawa

 

入場無料

 


 

展示コンセプト

 

戻れない場所  

そこは振り返っても、もう在ることのない場所

かつては確かに存在したはずの風景と、そこに居た人

今はもう手を伸ばしても届かない場所

 

戻れない場所

そこは抗えぬまま、踏み入れてしまいたい場所

目を逸らせない何か、痛みや危うさ

惹かれてしまう禁断の場所

 

刻々と流れる時間の狭間、そんな戻れない場所の入り口に思いを馳せ彷徨っているのです

 



作家プロフィール

 

画家  永見 由子 / Yuko Nagami


少女の姿を通し、幾重にも通り過ぎていくひとときの心の機微を、主に日本画や鉛筆画の技法を用いてあらわしています。


略歴

高校時代に美術授業での選択を機に日本画の制作を始める。

その後日本画やデッサンの教室に通い絵画の制作を続け、1996年にカフェギャラリー宵待草

にて初個展を開催。

1999年から2014年まで美術団体現代童画会に所属。在籍中、現代童画展にて会員佳作賞、

東京都知事賞など授賞。

退会後、都内、横浜などで個展、グループ展の活動の場を広げ現在に至る。


主な個展

1996年「雙の瞳」カフェギャラリー宵待草(三鷹)

    ※以降宵待草にて数回個展開催

2003年「卯月の羊のひとり遊び」ギャラリーLaMer(銀座)

2014年「通り過ぎるもの」Gallery子の星(代官山)

2016年「糸を蒔くもの」art Truth(横浜)

2018年「夢のしたく」art Truth(横浜)

2019年「あかい結び目」artlab MeltMeri(清澄白河)

    「戻れない場所へ」Zaroff(初台)

    「森へ行くしたく」雑貨店カナリヤ(大阪)

2020年「模糊のほとり」art Truth(横浜)

2021年「約束を探しに」雑貨店カナリヤ(大阪)

2022年「揺らぎの淵」gallery hydrangea(曳舟)

    「縷縷として」art Truth(横浜)

2023年「夜羊の庭」GALERIE Malle(恵比寿)

2024年「はなむけ」art Truth(横浜)

2025年「ため息のカケラたち」雑貨店カナリヤ(大阪)

 

その他グループ展等に多数出展

 

参考作品「 月のしとね 」(2022)

 

参考作品「 夜羊の庭で 」(2023)

 


 

楽曲アーティスト

 

郁川 舞 / FUMIKAWA MAI

 

1996年 静岡県生まれ/東京都在住

作曲家、アーティスト。

3歳よりピアノ、12歳より打楽器の演奏をはじめ、ミニマル、アンビエントに興味を持ち音楽作品を制作するようになる。

場に残された痕跡に着眼し、記憶、時間、不在といった「目に見えないもの」をテーマに、音を介し場と身体感覚を繋ぐインスタレーション作品を制作する。

 

■主な展示

2023 火祭アートフェスティバル2023(兵庫県加西市)

 

以上

皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。

 

gallery hydrangea(ギャラリー ハイドランジア)

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