2025.05 misa kirisu 個展 『 花かごひめ 』
2025年5月、当ギャラリーにて画家 misa kirisuさんの個展を開催致します。
誰しも一度はいつまでも変わらずにこのままで居られたらと望んだことがあるはずです。
相手が望まなくとも変化を拒む強い想いは呪縛に等しいものなのかもしれません。
永遠に純粋無垢な少女を取り巻く物語を是非ご高覧頂きたく存じます。
展示会情報
会期:2025.05.15(木) ~ 05.19(月) ※5日間の開催です
時間:13:00 ~ 18:30(最終日は17:00まで)
会場:gallery hydrangea(東京 曳舟) Access
音楽:Fendoap(https://fendoap.bandcamp.com/)
入場無料
展示コンセプト
朝が来る度に親指ひめが少しずつ大きくなっていることに気付いた小鳥は、親指ひめがこのまま大人になって自分の翼がなくても何処へでも行けるようになってしまうのではないかと不安になる
小鳥の日課は親指ひめに日に一度、花のジャムと蕾のソテーを与えることだ
親指ひめの小さな舌先は自分が与えるものしか知らないということに小鳥は優越感を持っていた
小鳥は赤い実を咥えた蛇が親指ひめを誘惑することを許せなかった
親指ひめが無知で無垢なままであることを望んだためだ
或る日小鳥は眠り薬を混ぜたジャムを親指ひめに与えた
小鳥は醒めない眠りについた親指ひめを夜にしかひらかない花の揺かごに横たわらせた
朝の光を奪われた親指ひめは、成長することなくいつまでも幼い少女のまま夢の中で誰かが来るのを待っている
作家プロフィール
misa kirisu / きりす みさ
Instagram:@_cotton_color
人形趣味の少女愛好者 成熟拒否と純粋培養をテーマに幼い少女を描いています
近年の主な展示履歴
個展
2022『小箱の中のメルヘン』 gallery green&garden
グループ展
2023『鈍色メリィゴーランド』Gallery cafeBar 冥
2023『関西美的電波塔VOL01』gallery green&garden
2023『迷想と恍惚4』原宿デザインフェスタギャラリーWEST
2024『我的、美丽世界』涩CAFE&WINE
公募グループ展
2022 『幻麗少女経典【拾】』ギャラリーソラト
gallery hydrangea 企画公募グループ展
2022 『Blurred Scars』『淡い桃色の痛み』
参考作品『 リボンを解く時 』(2022 )
参考作品『 白昼夢の装い 』(2023 )
楽曲アーティスト
Fendoap( composer )
max/msp、reaper、その他いくつかのappを使用して作曲しています。
本展の為に制作した楽曲作品を展示販売致します。
以上
皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。
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