2024.10 櫻井 結祈子 個展 『 地下の国 』
2024年10月、当ギャラリーにて陶芸家 櫻井 結祈子さんの個展を開催致します。
光の届かない地の底に人知れず生きる者たちが棲んでいます。
土から生まれ土へと還る循環の中で彼らは私たちに何かを伝えようとしています。
地下の国で繰り広げられる物語を是非ご高覧頂きたく存じます。
展示会情報
会期:2024.10.24(木) ~ 10.28(月) ※5日間の開催です
時間:13:00 ~ 18:30(最終日は17:00まで)
会場:gallery hydrangea(東京 曳舟) Access
音楽:Y.D( from 夢中夢 )
入場無料
販売方法について
本展では全作品において初日と2日目は予約販売、3日目以降は通常販売となります。
10/24(木):来場者の方のみ1点までエントリー可能
10/25(金):通販問い合わせの方も1点までエントリー可能(※18:30にて受付締切)
10/26(土)以降:通常販売(先着順 / どなた様も点数制限なし)
・会場でのご予約はQRコードからの購入予約専用webフォームにて承ります。
・予約販売期間中にご売約頂ける作品はおひとり様1点までとなります。
・同一作品に複数のご予約が入りました場合は翌日午前中に当方にて厳正なる抽選を行います。
・結果は翌日営業開始までにメールにてご連絡差し上げます。
・予約販売期間中にご売約となった作品は両日共に翌日の午前中にSNSでご案内致します。
・2日目からの通販でのご予約は各種SNSのDMまたはメールにて受け付けております。
(※お電話でのご予約は受け付けておりません。)
・3日目以降に販売可能な作品については随時SNSでのご案内となります。
何卒宜しくお願い申し上げます。
展示コンセプト
地下の国、暗闇に潜む獣の姿
体の鉛はゆっくりと成長し、やがて世界の一部となる
夢の中の住人たちや
素顔を隠した仮面の民
彼らはずっとあなたの中にいた影の存在かもしれません
より深く暗い場所に潜り、静かに眠るスピリットたちに出会う旅
無垢で残酷で、愛しさに溢れた彼らの暮らしをお楽しみください
作家プロフィール
陶芸家 櫻井 結祈子 / Yukiko Sakurai
X:@yukk_22
Instagram:@yukiko_skri
気の遠くなるような長い年月をかけて石が砕け、細かくなり、
水や有機物、微生物と混ざり合い土になる。
そこには遥か昔からのたくさんの記憶が眠っているような気がします。
過去から紡がれてきた美しさや残酷さ、未知への憧れをインスピレーションに、
陶で幻の生き物たちを制作しています。
かつて存在したかもしれない、私やあなたの中で生きている者たちの姿が、
誰かの思いに寄り添う存在であることを願っています。
経歴
1993年 長野県出身
2012年 愛知県立芸術大学美術科彫刻専攻 入学
2018年 愛知県立芸術大学美術研究科彫刻領域 修了
現在 関東を拠点に活動
展示歴
主なグループ展
2019年 「驚異!!セラミック・スカルプチャー~奇々怪々な異形たち」 BunkamuraGallery(東京)
2020年 「奇魂-kushitama-」 ギャラリー勇斎(奈良)
2020年 「Paradise Lost~楽園の喪失~」 ヴァニラ画廊(東京)
2020年 「リトル・モンスター」 不忍画廊(東京)
2020年 「イラストレーターが挑む寺山修司の言葉」 Bunkamura Box Gallery(東京)
2021年 「ART FAIR THE TERNINAL」 ターミナルキョウト(京都)
2021年 「象られた土、広がる庭」 愛知県立芸術大学サテライトギャラリーSA・KURA(愛知)
2021年 「夜ノ隙間」 Bunkamura Box Gallery(東京)
2022年 「異形のヴンダーカンマ―」 Bunkamura Box Gallery(東京)
2022年 「Breath in the End World」 ヴァニラ画廊(東京)
2023年 「獣の国」 ギャラリー勇斎(奈良)
2023年 「獣、人形、少女の情景」 乙画廊(大阪)
2024年 「まほろの国々」 みうらじろうギャラリー(東京)
2024年 「4つのワンダーランド」 不忍画廊(東京)
個展
2022年 「ケダモノたちのユートピア」 不忍画廊(東京)
2023年 「果ての森の記録」 不忍画廊(東京)
参考作品「salamandra」(2024)
参考作品「蝶と一角獣」(2023)
楽曲アーティスト
Y.D(from夢中夢)
X:@mutyumu
Instagram:@mutyumu_y.d
夢中夢の作曲・ギターを担当。
world's end girlfriendが主宰する個性的な音楽家が集まったレーベルVirgin Babylon Recordsに所属。
夢中夢は00年代当時、美と醜、静と動が同居した2枚のアルバムが国内外で高い評価を得る。
一部では歴史的にはポストブラックへとつながるパイオニアのひとつとも評価されることがあった。
これまでに幅広いジャンル(ポストロック、プログレ、メタルなど)の名盤を集めた複数のディスクレビュー誌で作品が取り上げられており、また2022年はSNS上で話題となった海外リスナーが選ぶ日本の決定盤にも選ばれる。
永らく旧作は廃盤状態だったが、評価の高いアルバム『イリヤ』の廃盤に伴う高騰を考慮して、2022年にサブスク・配信を開始する。
また2015年から個人名義のY.Dでもマイペースに活動開始。バンドである夢中夢とは違い個人でのDTMを中心とした音楽活動を行っている。
V.Aへの参加、楽曲提供、DJの活動を行っている。
特に作家の展覧会のための楽曲提供はこれまで10回以上おこなっており、直近では2021年に人形作家ジャバウォックスの初個展に3曲の楽曲を提供した。
また音楽活動の傍で稀に文章の執筆活動もしており、これまでにエディシオン・トレヴィルから刊行された伊豫田晃一の画集や、world's end girlfriendのアルバム『Resistance & The Blessing』に独特なテクストを寄稿している。
夢中夢は永らく活動休止中だがいつか新作アルバムを出すことが人生最後の夢であり構想中。
以上、
皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。
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