2024.08 中島 綾美 個展 『 月の謀 』
「 運命を灼く火 」(2024)
2024年8月、当ギャラリーにて画家 中島 綾美さんの個展を開催致します。
月が密かに何かを目論んでいます。
その謀(はかりごと)が齎すのがどのような結末であるのか私達には予測も出来ません。
月に託された運命の物語を是非ご高覧頂きたく存じます。
展示会情報
会期:2024.08.22(木) ~ 08.26(月) ※5日間の開催です
時間:13:00 ~ 18:30(最終日は17:00まで)
会場:gallery hydrangea(東京 曳舟) Access
音:中島 綾美
入場無料
出展作品の販売方法について
本展では全作品において初日と2日目は予約販売、3日目以降は通常販売となります。
8/22(木):来場者の方のみ1点までエントリー可能
8/23(金):通販問い合わせの方も1点までエントリー可能(※18:30にて受付締切)
8/24(土)以降:通常販売(先着順 / どなた様も点数制限なし)
・会場でのご予約はQRコードからの購入予約専用webフォームにて承ります。
・予約販売期間中にご売約頂ける作品はおひとり様1点までとなります。
・同一作品に複数のご予約が入りました場合は翌日午前中に当方にて厳正なる抽選を行います。
・結果は翌日営業開始までにメールにてご連絡差し上げます。
・予約販売期間中にご売約となった作品は両日共に翌日の午前中にSNSでご案内致します。
・2日目からの通販でのご予約は各種SNSのDMまたはメールにて受け付けております。
(※お電話でのご予約は受け付けておりません。)
・3日目以降に販売可能な作品については随時SNSでのご案内となります。
何卒宜しくお願い申し上げます。
展示コンセプト
絶天より 飛礫(つぶて)の便りが投げられた
透明な大海のほとりに
月の光に曝されて
小さな馬はしづかに命を捧げた
運命を編む粒子の隅まで
青白い火に灼かれたのだ
薄羽の怪鳥が覆い被さり
大気を掻き回すような羽音を立てる
松葉の網目 神獣の視線が背を射る
傍受されても支障のない思惑に
使者は拍子抜けするだろう
汀線を踊る若者たち
珠の飛び石を踏んでステップ
引力に身を委ね 確かに衝突した
現識 その精妙な波の際まで 捉えたいというのに
遠くの漁火が消えた
月の飛沫(しぶき)が裾を濡らしても
笑い声はやまない
作家プロフィール
画家 中島 綾美 / nakashima ayami
幻想博物画を制作。
採集と編纂, 一匙のおまじない,
略歴
2017年 武蔵野美術大学 日本画学科 卒業
【主な展示】
2018年
個展「水脈」柴田悦子画廊 ( 銀座 )
2019年
個展「映し鏡の森」八犬堂ギャラリー(池尻大橋)
ホリデーコレクション展 蔦屋書店(代官山)
2020年
郷さくら美術館桜花賞 出展 郷さくら美術館(目黒)
個展「天使の輪郭」gallery hydrangea(曳舟)
2021 年
グループ展「絵、纏う」 数寄和ギャラリー ( 西荻窪 )
個展「渚の魔物たち」 柴田悦子画廊 ( 銀座 )
2022年
武蔵野美術大学卒業生グループ展 「I’m here.」あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 unpel gallery (日本橋)
個展「無意識の晶洞」gallery hydrangea(曳舟)
個展「名辞の檻」アスタルテ書房(京都)
時計荘 selection Christmas market ミネラルホリック!Vol.4 (三省堂書店池袋本店)
2023年
三人展 「であい」gallery field(江戸川橋)
親子展 「庭を織る」柴田悦子画廊 ( 銀座 )
2024年
個展「汀線の記録」msb gallery(日本橋)
「 My little star 」(2024)
「 凪の帳 」(2024)
以上
ご高覧の程、宜しくお願い申し上げます。
0コメント