2023.06 Sotaro Oka 個展 『 日々の泡 』

「 Parade ーそして水の岸をあかるい箱が横切っていくー 」（2023）

2023年6月に当ギャラリーにて画家 Sotaro Okaさんの個展を開催致します。

彼の作品と対峙した時、鑑賞者は夢の世界に深く足を踏み入れます。

日常へ戻ってもその余韻は消えず、世界が今までと少し変わったことに気が付くのです。

不思議な力を持った夢うつつの物語を是非ご高覧頂きたく存じます。

展示会情報

会期：2023.06.15(木) ～ 06.19(月)　※5日間の開催です

時間：13:00 ～ 18:30（最終日は17:00まで）

会場：gallery hydrangea（東京 曳舟）　Access

音楽：Yoshimitsu Tsunaki（http://yoshimitsutsunaki.com/）

入場無料

展示コンセプト

謎だなんて そんな大袈裟なものじゃないわ

とはいえ 何処へ行ってしまったのでしょう

わたしの あなたの いつか たしか もしか

夢だなんて 現実だなんて

ねえ

境目の手前で 冷たい秒針が かたかたと手を振るように電池切れ

長く短い すれ違いざまのお遊戯で 知ったようなこと抜かそうね

忘れるという魔術に よみがえりの呪文に

念を押したら ずれて にじんで 海の素

はい やりなおし と呼んだところで 波の泡

朽ちるもの 消えるもの 漂うもの 残るもの

忌々しく愛おしいこの蒼い花とともに

左様なら 今日は

「クロエ(仮名)の手記より」

作家プロフィール

画家 Sotaro Oka

Twitter : @entre_sotaro

Instagram : @sotarooka

2017年より水彩や鉛筆を使用し独学で絵画制作を続ける。

はかなさと、なお息づくたましいと。

よくわからないまま、そのままに、

漂う余韻たちの囁きと。

《主な展示》

個展

アスタルテ書房 『波打ち際のあしあと』(2022)

グループ展

gallery hydrangea 企画公募展 

 『森の遊園にて』(2019)、『あやふやな雨音の中で』(2020)、『子守唄を聴きながら』(2021)、ヴァニタスの寓話』(2022)、他多数

SUNABA GALLERY 企画展

 『うつろい』(2021)、『さかさまの世界II』(2022)、他

Galerie Or・Terre 企画展

 『深淵に挑むシビュラたち』(2020)、『シビュラたちの愛の領分』(2022)、他

Galerie Lumiere 企画展 『Winter wonderland』(2022)

渋谷西武 『東京渋谷手づくり博』(2021)

阪急うめだ 『人形の家 偶像の城』(2021)

雑貨店Planethand 『幻のばらと鹿の市』(2021)、他

参考作品「 漂流のレテ 」(2021)

参考作品「 波打ち際のぽっぽ 」(2022)

楽曲アーティスト

音楽家  Yoshimitsu Tsunaki / 綱木 義光

北海道札幌市在住。

90年代後半より、作曲、詩作を中心とした創作活動を行う。

2004年、体調不良により対外的な音楽活動を休止。

療養生活の傍らノイズ音響作品を中心に習作を重ねる。

2013年、Squarepusher Remix Competitionに参加。

作品を高く評価され、SquarepusherYoutubeチャンネルにてThomas Jenkinsonにより紹介される。

同年、1st ep "toki no oto"をリリース。

同年、創作集団"trinitiks"による国内CGコンテスト優秀賞作品"Light node on digital fabrication"に楽曲提供。

2016年、2nd ep "Contact"をリリース。

2017年、水滴を操作することで音を奏でる楽器"coding water" のサウンドデザイン及び音響プログラミングを担当。

2019年6月12日、guns N' girls Recordsより1st album "Rebirth"をリリース。

同年7月、”鷹觜 絢香” 個展”trace of time"にて会場音楽を担当。

2022年6月12日、guns N' girls Recordsより2nd album "Solitude"をリリース。

以上

皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。