2023.03 白野 有 個展 『 境界 ~白と黒の黒よりの白~ 』
「 境界 - subway 」 (2023)
2023年3月に当ギャラリーにて美術作家 白野 有さんの個展を開催致します。
会場の灰色の壁の上で白と黒が境界を探り合います。
無きものを探す者たちは行き着く場所を失い、いつまでも彷徨い続けます。
境界を失った世界の物語を是非ご高覧頂きたく存じます。
展示会情報
会期:2023.03.30(木) ~ 04.03(月) ※5日間の開催です
時間:13:00 ~ 18:30(最終日は17:00まで)
会場:gallery hydrangea(東京 曳舟) Access
音楽:nih(https://www.tunecore.co.jp/artists/nih)
入場無料
展示コンセプト
どこに境界を引きますか?
白と黒を、きっぱり分けるのは、現実には難しいことかもしれません。
少しずつ混じり合う灰色の世界は、思った以上に広いからです。
全てに色名を付けることは不可能です。
私は、この混じり合う灰色の中で、もがいたり諦めたりする日々です。
それは生と死の死よりの生かもしれません。
境界はあるようで、どこにあるのか、どこに引くべきか。
たぶん、この境界の無い世界で、ヒリヒリとしながら、
自分の名前の無い色を塗っていくしかないのでしょう。
それが生きることかもしれません。
作家プロフィール
美術作家 白野 有 / Shirono yu
大阪在住
京都市立芸術大学大学院 美術研究科修士課程絵画専攻 修了
活動履歴
【個展】
1997年 10月 壁画の空間」/ 神戸アートビレッジセンター(神戸)
1999年 8月 「swallow 」/ Gusto House(神戸)
2018年 1月 「再生」/ SUNABAギャラリー(大阪)
2019年 4月 「OPEN」/ gallery hydrangea (東京・曳舟)
2020年 1月 「見えなくても在る」/ SUNABAギャラリー(大阪)
2021年 7月 高槻阪急トリプル個展 / 高槻阪急百貨店(大阪)
2022年 10月「線と心象」/ SUNABAギャラリー(大阪)
【アートフェア】
2022年 5月 神戸アートマルシェ(神戸メリケンパークオリエンタルホテル)
【グループ展】
2016年より多数参加
【掲載誌】
2018年3月「ExtrART file.16」アトリエサード(表紙、巻頭)
2018年3月 「The Guide Artists」スペインアート誌
2019年 「Meets regional」竹内厚『街にイルアートな人』
2020年3月 「ExtrART file.24」アトリエサード
参考作品「 夜は明ける 」(2017)
参考作品「 open-祝福 」(2018)
参考作品「 終わりの季節 」(2022)
以上
楽曲アーティスト
nih( composer )
1997年生まれ。
19歳から作曲に触れる。
自ら拾い集めた日常の中に点在する音をsamplingしてピアノの旋律に重ねる手法でambientな楽曲を制作している。
緻密な計算で構成された楽曲は海の中で最後に耳にした音の記憶のように美しく儚げで、聴く者を非日常の世界へ誘う。
本展会場にて新作を展示致します。
以上
皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。
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