2021.08 長瀬 萬純 個展『 おとぎをあゆむ 』
2021年8月、当ギャラリーにて美術家 長瀬 萬純さんの個展を開催致します。
長瀬さんは平面、立体問わず、あらゆる表現方法で物語を多彩に表現します。
鑑賞者は気付かぬ間にゆっくりと作品達が棲むおとぎの国へと導かれます。
旅のように深く壮大な物語を是非ご高覧頂きたく存じます。
展示会情報
会期:2021.08.19(木) ~ 08.29(日) ※定休日:火、水
時間:13:00 ~ 18:30(最終日は17:00まで)
会場:gallery hydrangea(東京 曳舟) Access
音楽:人形劇「おとぎをあゆむ」劇伴
入場無料
展示コンセプト
かつて、在った物語が
かつて、歩んでいた世界が
今は深く、眠りの園で微睡んでいる
心よ、旅人となり再び世界をあゆめ
踊れよ言葉、飛び立て心
昇りながら奥底へと沈みゆけ
かつて見ていた物語
忘れ、眠らんとするその眼を開けよ
現に影残し、漂うものたち
私の原始、私の現在、そして明日へと紡がれる
闇より始まり、今なお続くおとぎの旅路
とらえよ心、見つめよ言葉たち
世界の果ては、またその先の果て
どこまでも 続けよ、あゆめ
おとぎを、あゆめ
作家プロフィール
美術家 長瀬 萬純 / masumi nagase
幼い頃からおとぎ話や空想の世界に惹かれ、日常の中に非現実の住人の気配や物語の断片を感じながら育つ。
大学院進学後、その不思議な存在たちに「物語の扉」と名付け、収集を開始。
この収集物を基に自身の内的おとぎ世界を考古学的に考究し始める。
この過程で、「物語の扉」やその世界の表現方法として人形劇に興味を持ち、プラハ芸術アカデミー(DAMU)へ短期留学し人形劇について学ぶ。
帰国後、修了制作にてオリジナルの人形劇「おとぎをあゆむ」を制作、発表。
現在は内的おとぎ世界の物語やその住人たちを主に造形、絵画作品などの形で表現し続けている。
経歴
2012年 東京藝術大学 美術学部 デザイン科 入学
2016年 東京藝術大学 美術学部 デザイン科 卒業
東京藝術大学 大学院 美術研究科 デザイン専攻 入学
2018年 プラハ芸術アカデミー(DAMU)へ短期留学
2019年 東京藝術大学 大学院 美術研究科 デザイン専攻 修了
「 内的世界 」(2021)
会場楽曲
人形劇「おとぎをあゆむ」劇伴制作アーティスト(敬称略)
作曲 朱 墨丹青
作詞 長瀬 萬純
歌 小林 依通子
ピアノ 松木 詩奈
ヴァイオリン 伊東 翔太
チェロ 富永 佐恵子
音響 長島 千尋
以上、ご高覧を何卒宜しくお願い申し上げます。
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